バリ旅行のお供のうちの1冊。
ずっと群衆の叡智という言葉が気になっていました。
野生動物の本能から、その言葉の意味を読み解く視点をもらえる本です。
(あくまで視点ね)
そして、読み進むと
結局人間も動物なんだと感じました。
小難しい理論や社会の仕組みに照らし合わせるということもできるけれど
夏休み中に読んだせいか、もっとシンプルに読めました。
叡智と破滅は紙一重、
どこかで不自然が起きると、自然にずれていくのだろうなと。
また機会をあらためて読み直してみたい本です。
(印象的な個所)
・集団による間違いの多くは、結論を急ぎすぎることに起因する。(第二章 ミツバチ)
・サラ・ロバーツも、もちろんルールが大切であることはわかっている。それでも緊急事態が起きたら、時には自分でルールを作らなければならないこともある。(第三章 シロアリ)
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