「知の衰退」からいかに脱出するか?(大前研一)
・・・「B層」。
知ってますか?
AではなくBです。
当然ながら、BはAより劣ります。
何が?と気になった方。
ぜひ読んで下さい。
細かい章立てで読みやすいです。
しかし、リアルな現実を痛感させられます。
著者にしては、紋切型の語り口も
最近にはなかった感じで
新しい読者には新鮮なのではないでしょうか?
自分のことを棚上げすることを許されるなら、
痛快。この一言に尽きます。

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タイあたりターミナルケア
知人の紹介で購入。
著者の私的な経験の記録です。
しかし、ところどころに差し挟まれている
日本ではありえないであろう感動体験が
自身の環境に置き換えてみると非常にリアルで
自分ならどうするだろうと深く考えさせられました。
個人的には、
親と感覚を共有できないところや
薄っぺらい言葉だけではなく本当に
失ってから気づくことなど、
共感できるところが多く、
あっという間に読み終えました。
愛する人が本当に望むことは何なのか。
いまからちゃんと確認しておきたくなる一冊。
ただし、ターミナルケアというものが何なのか
もっと具体的に知りたい人にはあまり向きません。
スキルではなく、マインドを学ぶ(感じる)一冊。
