諸事情により、海はたぶん夏しかはいれなくなった。たぶん。
これは私の人生にとって非常に大きな出来事であり、
精神的にインパクトが大きかった。
だがしかし。
波乗りはできないが、
素足を波打ち際に浸し、
海を感じることはできる。
ひんやりとした砂にさわったり
水蒸気になった海水のむせかえるような湿り気を吸い込んだり
誰かが飛ばしたスプレーに移る虹をみたり
そういうことは、いつでもできる。
今日は、久しぶりにリーフの海へいき
変わらぬ波音をきいていたら
10秒で寝てしまった
この海岸では昔から
潮が満ちるのを車の中で眠りながら待ったり
霧が晴れるのを車の中で眠りながら待ったり
海上がりの心地よい疲れを
車のなかで眠りながら待ったり
そう、
波もいいけれど
リーフ+ロックに打ち付ける
変わらぬあの波音をきくと
眠くなるのだ
ロックに打ち付けられて削れる貝殻の音
サンドの浜とは違う 硬質な波の音
心地よい場所
ここが私の帰る場所
そう感じることができて
すごく安心できた一日
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