長年苦労して携わってきた事業。
卒業するのを決めたのは私。
一人でやってきたことなんてひとつもない。
過去から現在。そして未来へ。
数えきれない多くの人に支えられ
教えてもらい、ここまでに。
でも時は過ぎ
環境は変わり
顧客も変わり
私も変わる。
同じ人がずっといて、いいこともあるけれど
そうでないことも増えてきた。
あとはこれからの人に任せて
すべて託して去っていくのさ。
長い悩みの後、そうきめた。
そしてみんなに、さよならを。
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どうしてこれが自分の限界だなんて思ったのだろう。
どうしてこれ以上できないなんて思ったのだろう。
そして、
まだまだできるなんてなぜ思っていたのだろう。
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片付けはじめてから、
自分の手放したものの大きさに気づき
指先の先までじんじん痛い。
少し離れてみてみると
多くの人が 大きなものがそこにある。
あとは任せるんだ。そう決めた。
でもなんでこんなに悲しいんだろ。
これを乗りこえて、すべておいていくその先には
なあんにも、ないんだな。
そこからまた、一から作り始めることを選んだのは自分。
何もないところに、何をつくるかも自分で考えなければならない。
越えよう。
まっさらなあの場所に。
ここを超えられたら、きっとまたいつかみんなに会える。
ああ、
いいチームだったなあ(しみじみ)
お別れ会なんて出たくないなあ。絶対泣くから。やだなあ。
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