少し前にダニエル・ピンクなどの本でよくきいた、フローということば。
当時も何冊か本を読んだのですが、まあそうだよねえ。という風にしか感じられず、
いまひとつ心に残りませんでした。
この辻先生のセミナーに参加することになり、
予習しておこうと思って手に取ったのがこの本。
はっきりいってかなり刺さりました。
どうしてだろう?
人に伝えるスキルをもった人なのだろうか。
セミナーがすごく楽しみになりました。
ついつい毎日に流されてしまったり、
新年の誓いをしたはずなのに結局もとにもどってしまう、
不本意な仕事をしていると思っている、
もっと楽しく仕事がしたいな。
こんな風に考えている人がいたら、よんでみるといいと思います。
何箇所か、泣きそうになったところがありました。
私が一番ささったのはこんなフレーズでした。
「幸せになる方法はごまんとある。
一つのことに固執しないで、人生を変えること、幸せになることを目指せば、
いま、やるべきことは何かがおのずと明確になる。
そのときに、やるべきことに最高のパフォーマンスが発揮されれば、
ふさわしい結果がついてくるのである。」
(第二章:フローとはいったいどういう状態か)
「口に入れる食べ物で身体ができるように、
耳に入れる言葉でこころができる。」
「心はその言葉の通りになる。」
「世の中にはやらされていることなど一つもない。
どんなやらされていることでも最後は自分でやると決めているからだ。
やらされていても、やめなかった決断は自分にあるわけだから。
したがって、どんなことも自分の理由や自分が何をしたいのかという目標を
自ら生み出さないとフロー状態にはならない。」
(第四章:フローに生きるための思考法)
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