書店のビジネス書コーナーでよく見るコトバ、
わかりやすく読みやすい。
左脳的思考、ロジカルシンキングと
右脳的発想、ラテラルシンキング。
縦横の軸ね、と
たいへんすんなりと頭に入ってくる。
そして、要所要所に
身近な事例がさしこんであるので、
ああなるほど、となんども思える。
あいまいだった言葉の理解が
すんなり進んだり、
すいすい読める。
ま、実践できるかどうかはまた別の話ですが・・・
私がクリティカルシンキングが好きな理由が
そのものずばりと書いてあって、気持ちよかった。
「いかなる提案においても、その提案のネガティブな面を
正直に述べることを忘れるべきではありません」
でもこれを実践すると怒る日本人多いよね・・
別に責めているわけではないのだが。
私の伝え方がまだ甘いのかもしれないが、
外国人だとそういうことは全くないのがおもしろい。
それからラテラルシンキングの個所で、
「ラテラルシンキングの力は一般に
若いほど優れているといえる可能性が高く、
企業や各種組織の経営においては、
この事実から逃げないことが重要」という記述、
これも気持ち良かった~
わが社の経営陣のみなさん、本読もうねと言いたい。
インテグレートシンキングのところは
後でもう一度読み返してみよう。
というわけで、目新しいことはあまりないのだが
既知の内容をちょっと違う視点で再認識できて、
かつ退屈ではないという秀逸な本。
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